臥竜の岡は今日もぽかぽか

昨日に引き続き、「ふー族」の話。
管理人、この手の話を取り上げるはかなり珍しい。正直いったことないし、ぴんとこない、遠い世界のように思えていたから。

沖縄だったかな、遠くから東京に来ている１８歳の少女がいた。
彼女は母子家庭で、ものすごい貧乏。祖母の年金で３人暮らしているような生活。洗濯機もラジオもテレビもない生活。というか、３畳ぐらいの古い物置みたいなところに住んでいたらしい。将来の夢は金持ちになって祖母に家を建ててあげること。だから「ふー族」に勤めることを決意し、上京した。

でも、、、祖母は彼女の仕事を知らないみたい。
というか、もし僕が祖母だったら、そんな稼ぎ方をしてまで家なんて建ててほしくない、と思うに違いないと思った。

同じような子は他にもいた。
２０歳ぐらいで、歌手になるためＡＶ女優になった。
母の再婚相手の父には怒られるから知らせていない。毎月、二人には5万円ずつ仕送りをしている。

でもやっぱり思う、父の気持ちをこの子は分かっているようで分かっていないと。怒るなんてもんじゃない、悲しくて悲しくて仕方がないと思う。
そんなことしてまで仕送りなんて絶対してほしくない！

それにさ、もし仮に運良く歌手になれたとしてもそのときは過去を洗いざらい世間にさらすことになる。もう隠せなくなる。そんな方法で歌手になって、よいの！？　とも思った。

なんたが、とても短絡的な彼女たちの言葉に、僕は見ていて傷ついた・・・。