思うつぼ2009/09/09 01:30

日中韓首脳会談を来月で調整中らしい。
今後、鳩山氏のアジア重視の態度が鮮明になっていく場として注目したい。

元々、日本、中国、韓国は8月末に開催予定だったらしいが、選挙で延期になったため、10月に延期になっていたとのこと。

それ自体は問題ないが、しかし鳩山氏の掲げるアジア重視政策が、何らかの形になるかもしれないと考えると、実に恐ろしい。

中国と組んで、何をやろうというのか?

中国政府は表向き紳士的な顔をしていても、ウィグルやチベットで虐殺を最近でも行い、日本との間では領土問題を抱えている国だ。
仲良くすることは決して悪いことではないが、アジアから米国のプレゼンスを除く、あるいは弱めることは、結果的にかの国の力を増やすことに他ならない。

愚かすぎる。

安全保障では、完全にトチ狂っている社民党にズルズル引かれそうな気配がある。普天間から名護市への移転にも反対している社民党は、日本から米軍を追い出すつもりなのか?

アメリカが好きだとは必ずしも思わない。
米軍にいてほしいとも必ずしも思わない。

しかし、米軍が沖縄にいることが日本の国益であることを見失ってはならない。
アメリカにとってもそれが国益だったからこそ、日米同盟は歴史的長い間、継続されてきたのだ。

日本人は、中国政府を信用していない。食料の毒物混入事件があって以来、根強い不信感を持っている。残念ながら、「好き」よりも「嫌い」と感じる人が多い国だ。

アメリカからの脱却と、アジアへの入党が支持されるはずがない。

日本が常任理事国に立候補した際、それを拒否したのは中国であり、中国がG8に追加されようとしたときに難色を示したのが日本なのだ。

両国の関係は、緊張している。


民主党の外交は近々破綻する。